【内くるぶしの痛み改善】後脛骨筋炎を解消:原因、症状、予防法と自宅でのリハビリテクニック

脚

こんにちは!MY(@YUGA_MAMI)です。

今回は後脛骨筋の痛みに関して。

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後脛骨筋炎:原因と初期症状について理解する

足首周辺の筋肉:後脛骨筋の位置と機能

後脛骨筋は、足関節の内側、つまり内くるぶしの後方から下方にかけて存在する筋肉で、足首の内側と周囲を包み込むように通っています。脛骨や腓骨といった下腿部の骨を基にして、その後方から始まります。そして、内くるぶしの後ろを包み込むように進行し、最終的に足の内側、親指側の舟状骨に繋がるのです。

さらに、後脛骨筋の一部は足裏の足根骨や中足骨基部にもつながっています。

これらの筋肉や関節は、スポーツなどの激しい動きや長時間の立ち仕事などで過度の負荷がかかると、痛みや炎症、さらにはシンスプリントといった症状を引き起こす可能性があります。

後脛骨筋は、足首を動かす主な筋肉で、その動作と関節の健康に大きく関与しています。特に、背伸びのような「底屈」や、内側にひねる「内反」の動作において役割を果たしています。また、スポーツやランニングの際にもよく使われ、痛みや筋肉の炎症が起こる可能性もあります。

後脛骨筋は「土踏まず」を形成し、足の内側の「舟状骨」を上に引っ張り上げることが一つの重要な役割です。舟状骨を上に引っ張ることにより、足裏のアーチ構造を保持し、足部全体のバランスを維持します。この働きが低下すると、足の形が変形し、扁平足という状態が発生することがあります。

また、後脛骨筋は、足部のアーチを支える動的支持組織としても働いています。接地時の足部の外がえしを制動する役割も担っており、踵骨と下腿が同方向に動いている場合などには、外がえしを制動します。過度な負担や外力がかかると、後脛骨筋腱不全症という病状を引き起こす可能性があるため、そのバランスを保つことは非常に重要です。

足を地面に着地する時の痛み:後脛骨筋炎の初期症状

後脛骨筋炎は、主にランニングやジャンプなどの運動によって引き起こされる筋肉や関節の障害です。その症状は主に足首や膝関節の外側部、特に外くるぶし周囲に集中し、これらの部分を押すと痛むことが特徴的です。

最初の症状としては、足関節の外果部から膝関節外側部にかけての疼痛が感じられます。また、足を地面に着地する時、特に運動の翌日の朝に痛みが強くなることがあります。また、つま先の上げ下げがつらい、という症状も見られることがあります。

この症状は、体重が足の外側にかかると痛む、という特徴を持っています。

後脛骨筋炎 原因

後脛骨筋炎、一般的にはシンスプリントとも呼ばれるこの疾患は、ランニングや歩行を行う際、足のアーチを保ち衝撃を吸収する役割を果たす後脛骨筋に炎症が発生する病態です。その主な原因は、走行中や歩行中に体重が足の内側に過度に乗ることにより、筋肉や腱に大きな負荷がかかることです。

通常、後脛骨筋腱炎は、足首の関節の動きに問題がある場合や、過度の緊張が継続すると発症します。具体的には、足のアーチが低下し、足先が外側を向く傾向がある人、特に足底が平らに近い扁平足の人に多く見られます。さらに、慢性的な腱の機能不全が足のアーチをさらに平らにする一因となり得ます。

さらに、日常の歩き方や足首の捻挫なども重要な要因となります。

日常生活で後脛骨筋痛を予防するためのストレッチとエクササイズ

後脛骨筋炎は一般的にランニングやジャンプなどの運動によって発症するため、予防には、運動後にストレッチを行い筋肉をほぐすことや、エクササイズによる足首や荷重バランスの適正化が重要です。特に後脛骨筋と拮抗関係にある長・短腓骨筋を強化することで、足首をまっすぐに保つことができ、後脛骨筋の負担を減らすことが可能です。

また、運動の間隔を適切に設けることで、筋肉への過度なストレスを避けることができます。


足の変形や靴が原因で痛みが生じる場合は、靴底やインソールの調整、テーピングを行います。これにより足首の外側への負担を軽減することができます。

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自宅でできる:後脛骨筋痛のためのリハビリテーションテクニック

症状に痛みや腫れがある場合、まずは安静にし、炎症を抑えるために患部のアイシングを行うことが推奨されます。具体的には、運動を制限して身体の負担を減らし、アイシングにより患部の温度を下げて炎症を和らげます。

症状が改善されたら、次のステップとして、筋肉の緊張を緩和し、痛みを軽減するためにマッサージやストレッチを行います。

マッサージやストレッチで効果がない場合は、鍼治療や超音波温熱療法、さらには手術が必要な場合もありますので早期に専門医の診察を受けることをおすすめします。

少しでも痛みがある場合はセルフで改善できる内に、しっかりとケアすることをお勧めします。

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今回は以上です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました↓

YUGA MAMI

整体の経験を応用し、コロナ禍にオンラインフィットネスで体の歪みを改善するマンツーマンボディメイク講師として700人以上の歪み改善を担当。現在は骨格矯正を行うパーソナルトレーナーとして経験を積みつつ、旅をしながらオンラインレッスンでも活動中。趣味は海外旅行。 

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